相手視点と理解、そして介護する側の気持ち

「パーソン・センタード・ケア」は、1980年代末に英国の心理学者トム・キッドウッド氏によって提唱されました パーソン・センタード・ケアが提唱される前の英国では、認知症高齢者は「何もわからない人」「奇妙な行動をする人」と考えられていました 相手の立場や想いを考えることもなく、時間になればオムツの交換をし、施設のスケジュールで入浴介助を行うといった、流れ作業のような介護が行われていました 当時、トム・キッドウッド氏は自ら施設に出向き、そこにいる認知症の高齢者を膨大な時間をかけて観察しました そして、人を物のように扱ったり見下したりする風土を、施設全体で変える必要があると考えました また、その人の生活歴や習慣、趣味や性格などの背景に着目し支援することで、悪化しているように見える認知症の状態も改善できるかもしれないと考えたのです この考え方が、"その人、一人ひとりの視点や立場にたって理解しながらケアを行う" パーソン・センタード・ケアの誕生につながりました

時代の様々なニーズ

日本は世界一の長寿国 しかし高齢者にとって住みやすい国としては 世界で5位という現実

我が国はまもなく、超高齢化社会に進み、介護を必要とする方が増えます 物にあふれ平和な国で生活している私たちは、いつしか相手の考えや気持ちを考える優先順位を下げてしまい、幸せを感じる中でも、どこか寂しさを感じるようになりました。

認知症の方の心理的ニーズ

 

パーソン・センタード・ケアの実践では、認知症の方が「何を必要としているのか」「何を求めているのか」といった「心理的ニーズ」を理解することが重要になります トム・キッドウッド氏は、認知症の方の持っている「心理的ニーズ」を理解する上で「一人の人間として無条件に尊重されること」を中心にし、「共にあること」「くつろぎ」「自分らしさ」「結びつき」「たずさわること」という5つのことが重要であると考えます。

 

「くつろぎ」
お母さんがいっしょにいるような温かくリラックスしている状態

「自分らしさ」
みんなを特別扱いしてください。みんな違うのだから

「結びつき」
その人ごとにもっている価値観を大切に

「たずさわること」
いくつになっても、やれることはしたい

「共にあること」
人はつながりをもって生きていたい気持ち

企業情報

会社名
HAO株式会社
所在地
〒480-0202 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字諏訪47-2
設立日
2020年9月
資本金
300万円
事業内容
・研修事業運営、企画
・講演会企画、運営
・人材育成事業
・ITC活用支援事業
・営業、広報支援事業
・健康維持、予防に関する企画運営
代表連絡先
070-4090-4323